ニュージーランド
ニュージーランド(3)

ニュージーランド(New Zealand)
27.534万平方キロメートル 476万人(2017年3月統計局)
首都 ウェリントン
言語 英語,マオリ語,手話

ニュージーランドの旅(3)
幻想的な世界と大地熱地帯

(第5日目)

 朝5時のモーニングコールで起床して、ゆっくり風呂に浸かり、6時に朝食を済ませた。そして7時にホテルを発って、約5時間かけて今回の最大の見どころである世界遺産で有名なミルフォードサウンド観光に出かけた。途中バスで2時間半くらい走ったところに、実は隠れた名所があり、立ち寄った。
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鳥たちを紹介する看板
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植物や花を紹介する看板

 南部の町テアナウとミルフォードサウンドを結ぶミルフォード・ハイウェイ上から少し入ったところに「Mirror Lake(ミラーレイク)」という素晴らしいところがあった。
 "ミラー=鏡"という名の通りに明鏡止水の澄み切った湖面に映し出される雪山の絶景は、素晴らしかった。
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草木が湖面に映し出された景観
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湖面に映し出された山の絶景

 湖に設置された「ミラーレイク」の逆さ文字の小さなこの看板はとてもユーモアあふれセンスもまた観光客の心をくすぐるものであった。
 湖に眠る倒木らが、そこにあるかのごとくはっきりと見えることができる状況は、正に明鏡止水である。
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湖面に映る逆さ文字の看板
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氷河の水に浸かっていた倒木

 ガイドさんによると、この透明度は、14,000年という悠久の年月をかけて氷河から生み出された芸術で実に幻想的な世界である。
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端から見るミラーレイク
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ミラーレイクの遊歩道にて

 ミルフォードサウンドへ行く途中のドライブインでニュージーランドの珍鳥・ケア(KEA)を見つけることができた。
 人間に慣れているせいか怖がらないようである。
 さあ、これからいよいよミルフォードサウンドに入る。
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「キィア〜」と鳴くケア
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いたずら好きな鳥ケア

 ミラー湖からミルフォードサウンドまでフォード・ロードを通って約1時間半、途中深い山あいをぬって進む山岳路は険しかったが、道路脇にはブナの森林が迫ってきて何か山が消えていくように見えた。
 さらに進むとU字谷の岩肌が迫ってきた。そこにハーマ・トンネル(長さ1219m)が見えてきてきた。
 このトンネルを抜けて20〜30分バスで行ったところが世界遺産ミルフォードサウンドである。
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ブナの森林を走る
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崖に造られたトンネル
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切り立ったフィルド地形

 ミルフォード・サウンドは、南島の南西部のフィヨルドランド国立公園に位置するフィヨルドでユネスコの世界自然遺産にも登録されている。
 氷河によって垂直に削り取られた山々が、1000メートル以上にわたり海に落ち込んでいる壮大な眺めはこの国を代表する景勝地である。
 我々は、先ず観光船が並ぶターミナルブルに入り、しばらく遊覧船桟橋の景色を楽しんだ後、観光船に乗車した。
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観光船ターミナルビル
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乗船を待つ観光客
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フィルドをバックに
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ミルフォードサウンド
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フェアリー・フォール
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船から見るミルフォードサウンド

 このフィヨルド・サウンド一帯は、ニュージーランド国内でも最も雨の多い地域であるが、私や旅友に晴れ男と晴れ女がいたため、旅行中はほとんど快晴であった。氷河がつくり出した神秘的な景色を観光船に乗車しながら原始林の中から勢いよく流れ落ちてくる滝(フェアリ・フォール、スターリン・フォールなど)や手付かずの自然や断崖絶壁や周囲の山々の迫力、オットセイなど野生動物などを間近で見ることができる。
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ダイナミックな滝フェアリー・フォール
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岩場にいるオットセイの群れ

 幸いなことに我々も見ることができた。昼食は船内でお重に入った幕の内弁当をラガービール付きでいただいた。
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味もいい幕の内弁当
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NZビール

 見学後、一路クイーンズに戻った。到着後、旅友とビーチ・ストリートを散策したり、ザ・モールで買い物したりして楽しんだ後、クイーンズタウンで30年以上の歴史を持つレストラン『ブリタニア・Britannia』でムール貝クリームソース・ガーリックトースト、サーモングリル、NZ木苺のアイスクリームを美味しい白ワインと一緒にいただいた。
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レストランの入り口
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美味のガリックトースト
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ムール貝クリームソース
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サーモングリル
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旅友と乾杯!

(第6日目)

 今日は、南島から北島への移動日なので、朝5時30分のモーニングコールで起こされ、朝食後、7時にホテルを出発してフランクトン空港へ。AM8時20分NZ5640便発で約1時間かけてクライストチャーチ空港に到着して、直ぐに、NZ5782便に乗り換えて約1時間45分のフライトでロトルア空港へ。
 到着後、バスで約2時間半かけてマオリの伝統が息づく北島随一の観光地ロトルア(Rotorua)に行った。ロトルアは北島の中央部に広がる大地熱地帯にあり、温泉の街として知られている。
 また、北島で2番目の大きさを誇るロトルア湖に面する、風光明媚な街でもある。
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あちこちで温泉が出る

 我々は、先ずテ・プイアに向かった。NZのアオテアロアの先住民『マオリ文化』で有名な文化センターを訪ねた。このマオリ族といえばNZラクビーオールブラックスが試合前に踊る「ハカ」は超有名でラグビーファンでなくとも知られている踊りを披露してくれるということで期待した。
 次回は、テ・プイアのマオリ族と間欠泉及びアグロドームでの牧場シープショー、ガバメント・ガーデン、ワイトモの鍾乳洞、最後にオークランドを紹介する。

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