フィンランド
スイス(1)

スイス連邦(Switzerland)
4.1万平方キロメートル 842万人(2016年時点)
首都 ベルン
言語 ドイツ語、フランス語 等

 スイスはヨーロッパの中心に位置し、ドイツ,フランス,イタリア,オーストリア,リヒテンシュタインに囲まれた内陸の国で、人口は約845万人である。面積は約4.1万平方キロメートルで,九州とほぼ同じくらいだ。民族は主としてゲルマン民族が中心だ。私が見た本当のスイスをお伝えいたします。
 今回は、大自然の風景に触れながら名峰と鉄道を愉しむ旅を満喫した。
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スイスの伝統的儀式
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風光明媚なところを走るベルニナ線

(第1日目)

 朝10時25分、スイスエアラインズで成田国際空港を飛び立つ予定であったが、台風の急接近のため関東圏は暴風雨に入っていたので一時は心配した。幸いなことに成田一円は何とか雨風が収まって遅れながらも無事出発して一路スイス・チューリッヒ空港に向かった。
 現地時間16時過ぎにチューリッヒ空港に到着して入国の後、バスで3時間かけてサンモリッツに向かった。サンモリッツは超高級リゾート地でカラマツの森に縁取られた大小25の湖や渓谷があり、大変風光明媚なところである。残念ながらここでは到着した半日しか余裕がなくちょっと残念であった。
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ケピンスキーーホテルから見る山々
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霧が立ち込めるピッツ・モルテラッチ

(第2日目)

 朝7時に起床して、朝食後9時にホテルを出発してベルニナ線に乗車するため1時間半かけてイタリアの北にある国境の町ティラノへ。ティラノは小さな田舎町で駅の近くにはたくさんのお店が見られた。その一角にある白いモダンな箱形の建物はレーティッシュ鉄道・ベルニナ線の駅舎であった。駅舎内はちょっとレトロ調で一見の価値があった。 05.jpg
ティラノの町をバックに
 私たちは赤いモダンな車両に乗り込んだ。
 2008年にユネスコの世界遺産に登録されたベルニナ線はスイスとイタリアの国境、アルプス山岳地帯をまたぐ「国境を越える世界遺産」として登録され、年間を通して世界中から多くの観光客が訪れる。
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ベルニナ線ホームにて
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国境の町ティラノ
 我々が乗車したのは大きな窓のパノラマ車両で一等車であった。伊豆を走る伊豆パノラマ特急を思わせる。
 車窓から見る険しいアルプスの山々、深い渓谷、美しい湖、そして壮大な氷河という周辺の景観がまた素晴らしく、いかにもスイスに来たなぁと思わせるものがあった。
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パノラマで見やすい車両
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美しい景観の中を走る
 特に、360度のオープン・ループ橋があるブルージオ橋を通過すると、緑の草原の中、円を描くようなループ状急勾配カーブを列車がゆっくりと走行する姿は、鉄道ファンではなくても感動する。
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オープンループ橋を走るベルニナ線
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ブルージオのループ橋を走る蒸気機関車
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カーブの多いベルニナ線

 約1時間半の乗車後、ディアボレッツア駅に到着した。次にロープウェイを利用して標高2,984mのディアボレッツア展望台に上がった。
 展望台へは10分位で到着した。展望台からは3,000m級のピッツ・パリュ、ピッツ・ベルニナ、ピッツ・モルテラッチなどの名峰が目の前に並び、その下にペルス氷河、モルテラッチ氷河などが横たわっている情景は見事である。
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ロープウェイから見る景色
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ディアボレッツァ展望台のロッジ
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巨大な氷河が目に前に
 夏場なのにここで銀世界が見られるとは幸せである。ついついシャーターを押し続けた。(笑)
 昼食は展望台にあるレストランで摂った。この日の観光はこれで終了してサンモリッツのホテルに戻った。

(第3日目)

 朝7時に起床し、朝食は日本から持ってきた五目御飯と味噌汁を食べて、ホテルを8時20分に出発してサンモリッツ駅に向かった。
 今日は氷河特急(世界一遅い特急)でサンモリッツからアンデルマットの5時間の電車の旅だ。
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氷河特急をバックに
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赤と白を基調した電車
 氷河急行はスイスを代表する山岳リゾートを結ぶ山岳鉄道で、マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)とレーティッシュ鉄道(RhB)の路線を最新のパノラマ車両で結んでいる。
 車両はスイスの国旗と同じ、赤と白のデザインでボディはピカピカ、かっこいい!箱根登山鉄道と姉妹鉄道のためいくつかの車両には日の丸と「箱根」の日本文字が描かれている。
 スイスの電車はきれいで乗っていて気持ちがいい。
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友人と寛ぐ車内
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「箱根」の名前がついた車両
 アルプスの名峰、美しい森や牧草地、山間の急流や渓谷などが次々と車窓に展開する絶景の連続で、カメラのシャッターを押し続けるのに大変だ。(笑)
 中でもスラッサー橋を走り抜ける写真を撮るのに大変でした。
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荒々しい山岳風景
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スラッサー橋を走り抜ける電車

 昼食はシートサービスで食事をコース風に運んでくれるので窓から眺める変化に富んだパノラマの大自然を見ながらシャンペンを片手にゆったりと食事ができのは最高である。
 ちなみに、ランチのメニューは「ゲシュネッツェルテス」、薄切り仔牛肉を煮込んだスイスの郷土料理だった。
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シャンペンを片手に至福の時間
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新鮮な野菜サラダ
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切り仔牛肉を煮込んだ料理
 約5時間の氷河特急の旅を終えてアルデルマットに到着した。ここから、アルプスで最も有名な峠のひとつスイスのイロハ坂といわれるフルカ峠(標高2429m)を通ってツェルマットへ約3時間半かけてバスを走らせた。
 我々はツェルマットのひとつ手前の町テーシュに着き、ここから電車に乗り換えてツェルマットへ向かった。なんでこんなめんどくさいことをするのだろうと思ったら、ツェルマットは環境に配慮しガソリン車の乗り入れを禁止していたからである。村自体も交通手段は電気自動車のみで、静かな環境と澄んだ空気がいつも保たれている環境保全の村である。
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フルカ峠を走る
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伝統衣装を着た3老人

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