今日はカサブランカへ行き飛行機でチュニスへ移動する日だ。朝8時ホテルを出発して約4時間をかけて車でカサブランカへ向かった。 ムハンマド5世空港は思っていたより警備が厳しく空港入り口から長蛇の列で、やっと抜けたかと思ったら次のゲートでかなり待たされた後通過した。午後3時、AT572便でチュニスカルタゴ空港に約2時間半で到着した。
そのまま車で今日の宿泊先であるフォーシーズンズホテルに入った。 夕食はホテルのAZURで、子羊のパイ包みなどをいただいた。
朝6時半に起床して朝食を済ませ、8時半にホテルを出発して、チュニス旧市街観光に出かけた。 チュニジアの首都チュニスは64万人が住み国の政治、経済、文化、観光の中心で独特の異文化を持っている。
先ず、カスバ広場から旧市街メディナに入り露店が連なる小路地を通ってチュニジア最大で最高の聖地グランド・モスクに行った。
このモスクは別名「オリーブの木のモスク」と呼ばれ、多くのオリーブの木があったことから名づけられたといわれている。 このモスクを中心にチュニスの街は発展していき、言わばここはチュニスの母のような存在であるとガイドさんが説明してくれた。また、このモスク建造にあたっては多くの石材がカルタゴの遺跡からの流用で造られた。
見学後シャマーシトゥーナ通りを抜けてフランス門に出た。 この場所は以前チュニスに来た時見ているので迷子にならず広場に出ることができた。
お昼は、ヴィラ・ディトンでイカリング、ステーキ、シャベットをいただいた。
そして次の見学地カルタゴの遺跡へ向かった。先ず、古代カルタゴの中心だったビュルサの丘へ行った。
ローマによって滅ぼされたフェニキア人によるカタルゴ市の中心があった丘で、現在ポエニ人の墓地跡にトフェ(タニト神の聖城)があり、丘の頂上にニハカルタゴ博物館とサン・ルイ教会が建てられていた。
朝6時30分に起床して荷物をまとめて9時45分にホテルを出発して、最後の観光地シディ・ブ・サイドに行った。 チュニジアンブルーと真っ白な壁が映える町で有名で、チュニスから北東に17kmにあり、南地中海に面した岬の丘の上にある。以前も来て大変感動した美しい町で石畳の坂道を散策するのは最高である。
今回の幻想のモロッコ&魅惑のチュジアの旅はとても満足する旅であった。いろいろな国を訪れ見聞を広げ、自分自身の知識や経験を積むことは世界を知るのには最高である。