スイス
スイス(2)

スイス連邦(Switzerland)
4.1万平方キロメートル 842万人(2016年時点)
首都 ベルン
言語 ドイツ語、フランス語 等

スイスの旅(2)
アルプスの自然を満喫

(第4日目)

 今日は、朝やけを見るためモーニングコールを4時45分に頼んだが、天候がいまいちのため、部屋で時間を過ごしてから7時半に朝食を済ませた。出発まで外から町の写真を撮っていたらなんと川向うに赤く染まった朝焼けのマッターホルンがくっきり見えた。我々が泊まった部屋からも美しいマッターホルンがはっきり見ることができた。
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真っ赤な朝焼けの
マッターホルン
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先端が焼き付けるような
マッターホルン
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雄大なマッターホルン

 8時25分ホテルを出発して登山電車が出発するゴルナーグラート駅(標高3089m)に向かった。
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ツェルマットのバーンホフ通り
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オレンジ色の登山電車

 9時半発の電車に乗ってゴルナーグラート展望台へ。
 展望台まで4つの駅を通過して5つ目が目的地である。このゴルナーグラート鉄道の切符は黄色い磁気カードで自動改札にタッチするだけで通過できる。
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展望台までの案内図
 ゴルナーグラート展望台まで行く予定だったが気象の変化から雪が降り続き一つ手前ローテンボーデン駅(標高2582m)で下車してリッフェルベルクで降ろされた。
 仕方なく1時間半かけてマッターホルンを眺めながら下りのトレッキングを楽しむ予定だったが、それも叶なくなり、この駅で立ち往生した。
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電車から見える民家群
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リッフェルベルク駅
 約20分位して雪が小降りになり、展望台まで電車が行くということで、慌ててきた電車に飛び乗った。スイスでもお勧めのこの展望台からのマッターホルンをはじめとする4000m級の山々と氷河のダイナミックな絶景をパノラマでみられる。
 あいにく雪が降り続き肝心な景色があまり見えなかったのは残念であった。  でも、ドームや展望内にはホテルやレストラン、お土産屋、数々のアトラクションが見られるので楽しむことができる。
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雪降りの中でポーズ
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展望台のドーム
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アルプスホルンを吹く筆者

 雪が降り続いたので残念ながらハイキングは出来なかったため早めにツェルマットに戻った。私は旅友と昼食をすべく町を散策した。この町で唯一の日本料理『妙高』があったのでメニューを見たらランチが日本円で5000円もしていたのには驚いた。 12.jpg
タラの照り焼きと野菜の定食

 そこでほかのレストランを探して食べようとしたら、値段があまり変わらなかった。スイスはともかく想像していたより物価が高いのにはびっくりさせられる。お土産を買おうとしてちょっと洒落たブティックに入ったら素敵な洋服と小物があったので、3点買ったらそれほどでもないかと清算したら、めちゃくちゃ高く0が一つ違っていた。ああ〜失敗したとため息をついた(大笑い)

 午後、自由時間があったのでツェルマットの町を散策した。
 まず、駅から商店の並ぶ駅前通り、アウトドア系アパレルショップが立ち並ぶ町は、訪れる観光客を和ませてくれる。
 まさに休暇を過ごす場所としても最高である。商店が途切れたあたり、教会の先に木組みの古い建物が幾つも見られた。
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にぎわうメイン通り
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古い穀物倉庫が並ぶ道
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ネズミ返しのある穀物倉庫

 民家の窓際の飾り付け、急斜面下にも幾つもの民家が並び町の建物は統一されており、伝統的な木造の家々がすごく可愛らしくノスタルジックな雰囲気で溢れている。
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窓際の飾り付けの集合住宅
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店舗付き住宅

 特に、ここには姉妹都市である妙高市の記念碑と京都のツェルマット会との有効記念碑があったのには驚いた。
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姉妹都市である妙高市の記念碑
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富士山とマッターホルンの友好記念碑

 この町は、ハイカーやトレッキングをする人、ロッククライミングや、MTBなどを楽しむ人でいつも溢れていると地元の人が教えてくれた。町自体はそんなに広くないので時間をかければ回れる。物価が高いことをのぞけば、本当に理想郷のようなリゾート地である。 20.jpg
冷たい水が湧くマーモットの泉
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ツェルマットの教会
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スイス伝統的儀式
 この日は歩き過ぎたのかホテルに着いたらぐったりした。

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