東西ドイツの再統一は1989年のベルリンの壁が崩壊して実現したが、はたしてこの国としては良かったのかどうか疑問を感じる。それは統合によって巨大な金額(総費用約1兆4千億ユーロ)が旧東ドイツ企業に補助金として支給されたからだ。その他産業・経済基盤の再構築費用や1600万人に福祉費用が支給された。その為再統一前の西ドイツの経済が傾き経済格差を起した。いかに再統一が難しいかということを改めて今回のベルリン訪問で強く感じた。しかしドイツ特に大都市ベルリンの復興は目覚しく、市内の主要通りには近代的な高層ビル群が建ち並び以前の暗かったイメージを一掃しているのが印象深かった。
今まで色々な国を訪れたが、今回のポーランド・ドイツの旅は私にとって最も歴史の重要さを教えてくれた旅行であった。その為か知らないが撮った写真がなんと1000枚を優に越していた。また機会があれば訪れたい国であることは間違いない。
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