スイス
ケニア(1)

ケニア共和国(Republic of Kenya)
58.3万平方キロメートル 4,725万人(2016年時点)
首都 ナイロビ
言語 スワヒリ語、英語 等

ケニアの旅(1)
大自然に生きる動物たち

 以前よりケニアに行きたいと思い2度挑戦したが、中々スケジュールが旅行日程と会わなくて今回が3回目のトライで実現した。2013年9月にナイロビ最大のショッピングセンターをテロ集団が襲い、ケニアの大統領の甥を含む数百人を人質にした。犯人たちは非イスラム教徒を次々に殺害した。死傷者が69名という大惨事になったこの事件は、我々の記憶に新しい。そのためしばらく一般人の渡航は許されなかった。何年かぶりの旅行再開であったため。首都ナイロビ市内には入れずバイパスを抜けて目的地に向かった。ケニア旅行といえばほとんど動物を見るためのサファリ体験である。 01.jpg
マサイ族

 今回幸いなことにビッグファイブ(ライオン、ヒョウ、バッファロー、サイ、象)をこの目で見られ感動した。飛行時間や移動での時間が旅行日程の半分を占め、4日間だけ動物と接することができた。その体験ツアーを皆さんに報告したい。
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ライオン
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ヒョウ
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バッファロー
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サイ
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(第1日目)

 成田22時発エミレーツ航空で経由地であるドバイに向かった。 07.jpg
エミレーツ航空

(第2日目)

 ドバイ国際空港に朝5時頃到着し、次のフライトまで5時間近くあるのでラウンジで休憩をとった。10時30分719便でドバイ空港を発って約5時間のフライトでケニア・ジョモケニヤッタ国際空港(ナイロビ)に到着した。小さい空港の為入国手続きになんと1時以上を要した。スーツケースをピックアップしてから迎えのランドクルーザー(4WD)に乗り込み最初の目的地ナクル地区に向かった。 08.jpg
トヨタのランドクルーザー

 約3時間の道のりであったが、何しろ道路が悪く殆どでこぼこ道でゆっくり寝ることもできなかった。ナクルのホテルに到着するころは、日が暮れすっかり夜になっていた。約1日かけてきたせいか到着した時はぐったりしてしまった。明日からの動物サファリのため食事後、深い睡眠に入った。


(第3日目)

 朝5時に起床して朝食後、6時にホテルを出発してナクル湖国立公園に向かった。
 1時間くらいかけてナクル湖のゲートに到着し、ガイド兼運転手さんが入場の手続きをしている時にしばし周りの風景を撮っていたら、マントヒヒが何頭か見えた。
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ナクル湖国立公園ゲート
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バブーン

 さあ〜これからサファリドライブだ。最初に、見たのがバブーン(マントヒヒに似た動物)の群である。さらに進むとナクル湖に出た。この湖はグレート・リフト・バレー(大地溝帯)内に7つある湖のうちのひとつで、アルカリ性の湖に発生する藻を求めて、フラミンゴの大群が飛来することで有名である。しかし、ナクル湖面が上昇し過ぎて、最近は残念ながら数が減ってきてあまり見られなくなってきたと現地ガイドさんが説明してくれた。確かに我々が行ったときは一羽もいなかった。ところが、なんと動物を見ながら湖畔を走っていたらフラミンゴの大群が見えてきた。フラミンゴが一直線に飛ぶ姿を見るのは初めてだけに感動しながらシャッターを押し続けた。
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フラミンゴの大群
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餌を食べるフラミンゴ
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フラミンゴ飛行隊

 次に、バッファローやシマウマの群れに出くわした。
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バッファローの群れ
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草を食べるシマウマ

 さらにビッグ5の一つ白サイが親子でいたのにはびっくりである。
 凄い!想像していたより大きい。このナクル地区は、ウガンダコープ、セグロジャッカル、サバンナモンキー、カンムリヅル、イボイノシシなどあらゆる動物に遭遇する。
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仲睦ましいサイの親子
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可愛いウガンダコープ
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馬のようなイボイノシシ
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草原の動物たち

 昼食後、1時間30分かけて次の訪問地ナイバシャ湖へ。
 ここではボート・サファリを楽しんだ。名前のナイバシャは地元のマサイ族の言葉で「荒い水」を意味するようだ。ナイバシャ湖だけは淡水の湖のせいか、非常に多くの水鳥が集まり、水鳥の宝庫として知られていて、コウノトリをはじめ、エジプトガン・ペリカン・カワセミ・鵜等の東アフリカを代表する水鳥を含む約325種類の野鳥がいるといわれている。 20.jpg
ナイバシャ湖の鵜
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悠々と泳ぐペリカン
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木にとまるイーグル
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アカシヤの木にとまるコウノトリの群れ

 その他の哺乳類も湖近辺に生息し、カバも沢山いたが、湖に浸かっているのでまるで岩のようにしか見えない。
 湖畔には、ペリカン、ガゼル、ウォーターバック、白黒コロブス、コニベシペリカンなどの動物が見ることができた。水辺の動物もいいが、やはり草原にいる野生の動物がいいですねぇ〜
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岩のようなカバの群れ
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ガゼル
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ナイバシャ湖をバックに
 ナイバシャ湖のサファリを終えてガタガタした道路をなんと5時間かけてマサイマラへ向かった。

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