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ミャンマーのの旅(2)

ミャンマー連邦共和国(Republic of the Union of Myanmar)
面積 68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)人口 6,367万人(2012/13年,IMF推計)
首都 ネーピードー
言語 ミャンマー語
外務省HP平成26年5月1日現在基礎データより

(第3日目)

photo01.jpg 朝7時、起床して朝食を済ませ、午前8時、ホテルを出発し、バカン遺跡観光に向かった。
エーヤワディー川中流域の東岸の平原一帯に、大小約2300のさまざまな仏塔や寺院が点在している。11世紀から13世紀にかけて都として栄えたバガンには約400万のパヤーと呼ばれる寺院があったと言われる。



photo02.jpg 先ず、アーナンダー寺院と並んで、バガンを代表する仏塔シュエサイドー・パヤーを訪れた。この寺院は、王がタトォン国征服後、建設に着手したが、あまりにも規模が大きかったため、王の在任中に完成せず、次のスィッターの時代に完成したという。

建立されたシュエサイドー・パヤーはバカン黄金期でも初期に当たり5層のテラスになっているもので、国を統一しアノーヤター王の意気込みが感じられた。この大規模な仏塔から見る周囲のバカン遺跡群は絶景である。

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バガンの抜けるような青空に向ってすくっと伸びる金色の仏塔は目を見張るものがあり、境内はとてつもなく広く、釈迦の遺骨と歯が奉納されていると言われ、ミャンマーの人々の厚い信仰の対象となっているようだ。仏塔の四隅にある小仏塔には高さ4m程の仏像が祀れている。

photo05.jpg われわれが見学した時は目茶苦茶の猛暑で、被っていた帽子も汗が染みこむほどであった。寺院の出入り口の通路には、土産物屋が軒を並べ並び、非常に活気のある場所でもあった。

photo06.jpg次にタビィニュ寺院を外観から見学した。この寺院は12世紀半ば、アラウンスィードゥー王によって建立された美しいお寺である。時代と共に美しさも変化していったが、遺跡としては素晴らしい。65mの高さはバカンでは一番高い寺院だ。
バカンは、お寺が多くどこを見ても遺跡だらけである。しかし不思議にどの寺院も何か特徴があり、見る人を楽しませてくれる「力」がある。

photo07.jpgさて次なる寺院は、ティーローミィンロー寺院は1215年バカン王ナンダウンミャー王位継承記念として建てられた寺院で、先王が5人の王子の中から後継者を選ぶ際に傘が倒れた方向に座っていたものを王に選んだというエピソードが残されたお寺である。この話を聞くとまるで韓国の史劇『朱蒙(チュモン)』に出てくる王室と同じだと思えた。

建物は、2層に分かれ1回には表情の異なる4体の仏像があり、2階にも4対の仏像があるが、今は 見学が出来なくなっている。

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仏像はどれも表情が違い、逆三角形のスマートな現代的感性のお顔の仏像、優しそうな表情の立像、あたたかみあふれ出る眼差しの仏像などそれぞれが何かご利益ある仏像に見えた。寺院周囲の壁面のレルーフや石彫刻は繊細華麗で素晴らしく、往時の勢いが偲ばれる。

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photo14.jpgこの日の最後は、世界三大仏教遺跡の一つであるスラマニ寺院を見学した。

photo15.jpgこの寺院はナラパティシートゥー王により1174年〜1211年の間に建てられた寺院でティーローミィンロー寺院やゴドーパリィン寺院を超える造りで、バガン1のレンガ造りの寺院としても知られているようだ。

有名な割に観光客も少なくちょっと驚いた。建物の中は四方に気の仏像があり、表情はほとんど変わりなく、写真を撮っても同じように見えた。(本当は写真撮影禁止のようだった。失礼しました)

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寺院の外側に壁面に生き生きした石彫刻が施されていた。当時の人々の生活息づいているように見えた。

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photo21.jpgまた、寺院の外に出たところにピンク色をした花が1本の木に咲き誇っていた。記念に撮らせてもらった。

バカンの主な見学を終え、一旦ホテルに帰り、休息の後、専用車でバカン空港へ向かった。チェックインの後、ガイドさんに別れを告げて早川氏と17時25分発のヤンゴンエアウェイズ732便でヤンゴンへ飛び立った。
空港から都内まで大渋滞でホテルには19時過ぎに着いた。この夜は2人でホテル内にあるJapanese Restaurantで日本酒を飲みながら日本食らしきものをいただいた。一日中動き回ったせいかその夜は爆睡した。

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