次に最後の見学地ユーゲントシュティール建築群を散策した。特にアルベルタ通りの白と水色のデフォルメされた人面がとてもきれいな建物とエリザベテス通りにあるファーサードを飾る彫刻群のビルが印象に残った。
一日中絶え間なく歩いたせいか、ホテルに到着したときは疲れ果ててベッドに横たわった。夕食はバイキング形式であった。
(5日目)
朝8時45分にホテルを出発し、リガから約1時間でシグルダの町に向かった。深い渓谷と緑に囲まれたところにかつてのシグルダ城があった。この地は別名'ラトヴィアのスイス'と呼ばれ、今はリゾート地として冬のボブスレーなどの競技が行われている。そこをさらに下ると13世紀はじめ帯剣騎士団が築いたと言われるトゥライダ城に出た。レンガ造りの美しい古城で度重なるドイツの戦争で被害を受けたが、今は再建されていた。特に火薬庫の塔から見る景色は別名神の庭と言われるほど美しいものだ。昼食は森の中のレストランでツーカス・ツェペティス(ローストポーク)とチーズ入り季節の野菜サラダを美味しいビールと一緒に味わった。この地より約300km離れた最後の訪問地エストニアの首都タリンへバスで向かった。
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