スコットランド
スコットランド(2)

スコットランド(Scotland)
7.9万平方キロメートル 525.4万人(2012年)
首都 エジンバラ
言語 英語、スコットランド・ゲール語 等

(第3日目)

 朝6時に起床し、朝食を済ませて8時にホテルを出発して、30分かけてフォートウィルアムに着いた。今日は、フォートウィリアムからマレイグまで走る蒸気機関車に乗車することから始まった。
 我々は、ダイナミックな景勝ルートを走る「ジャコバイト号」に乗ることになった。
01.jpg
蒸気機関車ジャコバイト号
02.jpg
ジャコバイト号をバックに

 この蒸気機関車は、5月中旬〜10月下旬の月〜金と6月下旬〜8月末の月〜金しか特別に運航されていないようだ。乗車時間は約2時間。全席指定で1等車輌と2等車輌があり、車内には売店というかお土産屋まであった。全長68q を走る列車の旅で何か子供のころを思い出される。車窓からはスコットランドの美しい自然が目の前に広がっていた。
03.jpg
車両をバックに
04.jpg
観光客と一緒に

 フォートウィリアムから1時間走ったところに、映画ハリーポッターに登場した陸橋が見えてきた。
 観光客のために運転手が減速運転してくれたが、この日は運悪く雨が降っていたため、肝心の世界最古のグレンフィナンコンクリート製高架橋をうまく写真に取れないと思ったが、カメラマンの腕がいいのかバッチリ撮れた。
05.jpg
煙を吐いて陸橋を走る機関車
06.jpg
雨の中を走る機関車

 この橋を通過したところに最初の停車駅グレンフィナンに着いた。ここで約20分停車するということで、駅舎は写真にたくさん撮りたくなるようなスコットランド特有の可愛いらしい駅であった。
07.jpg
観光客で混んでる駅舎
08.jpg
駅舎の中の絵画

 グレンフィナン駅からさらに1時間くらい乗車した後、終着駅マレイグに到着した。この町は、重要な漁港として知られる港町で、スカイ島など島々に渡る拠点で、朝早いフェリーや、蒸気機関車に乗るための町でもある。ここの駅舎は小さくて可愛いく機関車や待ち人を待つのに格好がつく駅である。
09.jpg
グレンフィナン駅ホーム
10.jpg
可愛い駅舎

 我々は、この駅のそばにあるシーフードレストラン「CORNER STONE」で鰊とフィッシュ&チップスをいただいた。
11.jpg
レストランの看板
12.jpg
鰊の燻製
13.jpg
フィッシュ&チップス

この店から見える港は素晴らしく絵になる。食事のあと旅友とこの小さな町を散策した。
14.jpg
レストランから見る漁港
15.jpg
グレンフィナンの町を散策

 蒸気機関車の旅を満喫した後、次の訪問地アヴィモアにあるアーカート城へ向けて出発した。途中ネッシーで有名なネス湖を観ながら約2時間30分かけてアーカート城に到着した。
16.jpg
アーカート城
17.jpg
アーカート城の入り口にて

 この古城は1230年にダワード族たちが築いたといわれ、1689年にスコットランド王 のジェームズ7世が亡命。それをきっかけにエドワード王子のジャコバイト軍との間に戦いが起こり、包囲された際にジャコバイト軍に利用されるまいと爆破された。それからそのまま300年以上経って現在の廃墟と化した。
18.jpg
タワーの上より
19.jpg
城内の散歩道を見る

 崩壊した建物の間を歩く遊歩道は整備されて、真夏でもネス湖から涼しい風が吹いてくる。言うまでもなくネス湖はネッシーで有名であるが、ネス湖に怪物が住んでいると いう記録は6世紀から残っている。以来、ネス湖にはなにか巨大な生物が生息しているのではないか、ということで怪獣の目撃談でネス湖は有名になった。
 とりわけ、カメラ技術が 発展した1930年代以降は、しばしばネッシーが撮影されていた。その中にはトリックだったことが後で判明したものもあり、決定的な証拠はない。科学的調査も巨大な生物の生息を裏付けることには必ずしも成功していないようである。後に偽証したことがばらされた。本当はエイプリルフールのジョークのつもりだったようだが、すでに時遅しで世界中で話題になったことで後に引くに引けなくなったようだ。
 確かにネス湖を見るとネッシーが出てくる雰囲気のする湖である。まあ夢物語だと思って帰りの途に着いたら、突然運転者が、皆さんにネッシーを見せて上げるよと、あるところに連れていってくれた。そこはネス湖畔にあるホテルの駐車場であった。駐車場脇に塀で囲まれた場所があり、塀の空いたところから何と沼地にネッシーがいるではないか。それは観光客に見せようとネッシーの張りぼての怪獣を作ったらしい。
20.jpg
アーカート城から見るネス湖

21.jpg
沼地にいるネッシー

22.jpg
恐竜ネッシー!?
23.jpg
恐竜探しで使われた潜水艇

道路の脇だったせいか、これを観ようと大渋滞を起こしたらしく、このホテルのオーナーがみんなに見せるのはもったいないと沼の周囲を塀で囲ったらしい。でもせっかく来たからにはネッシーを観られてよかった(笑)  この日は午後6時過ぎにホテルに到着して、夕食の後、疲れ切った体をいやすべく熟睡した。

(第4日目)

 朝6時半に起床して、ゆっくり朝食をとってからホテルを出発して、今日の最初の見学地コーダー城へ向かった。約1時間半の道のりである。
 あいにく小雨の中コーダー城についた。この城は、豪族コーダー家が造ったもので、冬の住居として使用しているらしく、夏の間だけ一般公開している。この城は、シェークスピアの名作『マクベス』の舞台としてあまりにも有名であり、ハイランド一優美な城と称されている。木々の生い茂る中を抜けていくと、瀟洒な洋館風のお城が見えてきた。
正面のはね橋を通ってお城に入り、順路に従って内部を見学した。
24.jpg
コーダー城全景
25.jpg
城へ入るはね橋

内部は豪華な調度品や装飾が施されていた。
26.jpg
豪華な調度品
27.jpg
銃で作られた飾り物

 この館というかお城は、使わないときに一般公開して収入を得て、この城を維持しているように見えた。その為かこの城の庭園は美しく手入れされ見事であった。
28.jpg
素晴らしい庭園前にて

 次にいよいよこの旅のメーンの一つであるウイスキー蒸留所に向かった。途中ウイスキー街道を通過するのであちこち散在する蒸留所の外観を見ることが出来た。ここからは次の紀行文で紹介する。

[ ↑ページトップへ ]


フィンランドの旅(1)
スコットランドの旅(5)
スコットランドの旅(4)
スコットランドの旅(3)
スコットランドの旅(2)
スコットランドの旅(1)
中米・ベリーズの旅(2)
中米・ベリーズの旅(1)
南フランスの旅(4)
南フランスの旅(3)
南フランスの旅(2)
南フランスの旅(1)
ネパールの旅(1)
ミャンマーの旅(3)
ミャンマーの旅(2)
ミャンマーの旅(1)
ブルガリアとルーマニアの旅(3)
ブルガリアとルーマニアの旅(2)
ブルガリアとルーマニアの旅(1)
アラブ首長国連邦とマルタ共和国の旅(3)
アラブ首長国連邦とマルタ共和国の旅(2)
アラブ首長国連邦とマルタ共和国の旅(1)
キューバの旅(3) 〜キューバのフランスの町〜
キューバの旅(2) 〜社会主義国の発端になった都市サンティアゴ・デ・クーパ〜
キューバの旅(1) 〜革命の歴史が漂う首都ハバナ〜
韓国の旅(3)〜世界遺産を訪ねて〜
韓国の旅(2)〜世界遺産を訪ねて〜
韓国の旅(1)〜世界遺産を訪ねて〜
イスラエルの旅(5)〜「白い街」テルアビブ〜
イスラエルの旅(4)〜歴史と宗教が絡み合う民族の地〜
イスラエルの旅(3)〜3大宗教が集まる聖地エルサレム〜
イスラエルの旅(2)〜死海と沙漠の造形〜
イスラエルの旅(1)〜色んな民族が暮らす北部の都市〜
スロベニア・クロアチアの旅(3)〜アドリア海に浮かぶオレンジ色の真珠〜
スロベニア・クロアチアの旅(2)〜陽のあたるアルプスと紺碧のアドリア海〜
スロベニア・クロアチアの旅(1)〜自然の美しさを味わえるスロべニア〜
台湾の旅(3)〜歴史を乗り越えて目覚ましい経済発展〜
台湾の旅(2)〜世界四大博物館と昔の風情が漂う九フン〜
台湾の旅(1)〜歴史があって歴史がない国〜
チュニジアの旅(4)〜栄華を極めたローマ帝国の遺跡〜
チュニジアの旅(3)〜イスラムの古都群を訪ねて〜
チュニジアの旅(2)〜山岳オアシスとローマ時代の円形闘技場〜
チュニジアの旅(1)〜北アフリカのアラブの国〜
ポーランド・ドイツの旅(5)〜 東西ドイツ再統一後のベルリン〜
ポーランド・ドイツの旅(4)〜 激動の時代から最先端都市に進化するベルリン〜
ポーランド・ドイツの旅(3)〜人間の本質を知る負の遺産と百塔の塔ドレスレン〜
ポーランド・ドイツの旅(2)〜歴史的街並みを残す古都〜
ポーランド・ドイツの旅(1)〜異民族の侵攻を受け続けた国〜
タイの旅(3)〜タイのリゾート地バタヤ〜
タイの旅(2)〜悲劇の舞台となった鉄橋の町〜
タイの旅(1)〜「微笑みの国」を訪れて〜
東南アジアの旅(4)〜北タイ文化の中心地〜
東南アジアの旅(3)〜古き良き伝統が息づく国〜
東南アジアの旅(2)〜ビルマの面影を残す聖地〜
東南アジアの旅(1)〜静かなる仏教の国ミャンマー〜
バルト3国の旅(3)〜中世の生きた博物館タリン〜
バルト3国の旅(2)〜バルト三国最古で最大の町リガ〜
バルト3国の旅(1)〜中世の面影を残す文化と芸術の国々〜
中国四大観光地の一つ桂林の旅(2)〜少数民族の文化に接して〜
中国四大観光地の一つ桂林の旅(1)〜山水画の世界を堪能〜
メキシコの旅(4)〜ふたつのマヤ文明が交わる聖地〜
メキシコの旅(3)〜マヤ古典期に栄えた遺跡群を訪ねて〜
メキシコの旅(2)〜熱帯雨林に眠る古代マヤ遺跡〜
メキシコの旅(1)〜長い歴史の面影が色濃く残るメキシコ〜
2008年ギリシャ紀行(3)〜医学の父ヒポクラテス生誕の島〜
2008年ギリシャ紀行(2)〜神話と遺跡に彩られた大地〜
2008年ギリシャ紀行(1)〜東地中海に存在する古代文明の国を訪れて〜
中国の新旧を知る上海と蘇州の旅(2)〜昔の面影を残す水郷の町蘇州〜
中国の新旧を知る上海と蘇州の旅(1)〜めまぐるしく移り変わる中国最大商業都市上海〜
トルコの旅(3)〜数千年の歴史が2万の遺跡と共存する永遠の都〜
トルコの旅(2)〜アナトリア文明と自然と人間がおりなす異形のパノラマ〜
トルコの旅(1)〜数千年の文明を育んだ東西文明の十字路〜
ロシアの旅(3)〜ロシア帝国の遺産・文化を伝える聖ペトロの町〜
ロシアの旅(2)〜古きよきモスクワの歴史にふれて〜
ロシアの旅(1)〜ロシアの政治・宗教・文化の中心クレムリン〜
中国の旅(2)〜西安の歴史の奥深さにふれる〜
中国の旅(1)〜2000年の歴史に彩られた悠久の古都〜
インドの旅(3)〜砂漠の国への誘い〜
インドの旅(2)〜富と権力が造った夢の都を訪ねて〜
インドの旅(1)〜神々と信仰・喧噪と貧困の国〜
南アフリカの旅(2)〜大自然と近代都市が交在する国〜
南アフリカの旅(1)〜自然と人類が創り上げた宝庫の旅〜
イタリアの旅(2) 〜世界遺産が存在する南イタリア〜
イタリアの旅(1) 〜サンタ・ルチアとワンダーランドの国〜
ギリシャの旅 〜歴史の壮大さを感じる国〜
ペルーの旅 〜空中都市と地上絵の国〜


Copyright(C) Natural Medicine Network