ワインの歴史は古く紀元前6000年頃にメソポタミアのシュメール人が初めてワインを作ったといわれています。ワイン文化はギリシャで開花し地中海沿岸、ローマへと伝わりました。ローマ帝国によってブドウ栽培法とワイン貯蔵法が確立しました。
日本でのワイン醸造が始まったのは明治時代に入ってからです。
ワインはブドウから造る果実酒です。“良いワインは良いブドウから”といわれるほどブドウ作りは大切なのです。一般にワイン専用のブドウは生食用のブドウより粒が小さく皮が厚く、種が大きく甘みと酸味がより強いものを使います。
種類は黒色系ブドウから造られる赤ワインとロゼワイン、それに緑色系ブドウから造られる白ワインがあり収穫したブドウは破砕機でつぶして発酵、熟成、そして瓶に入れて寝かせます。ワインは瓶の中でも熟成しているので味も少しずつ変化していきます。
ワインに含まれているポリフェノールは、体内の細胞を酸化・老化を促進する活性酸素から肌を守る働きがあるといわれています。
また、ワインには多くの酸が豊富に含まれています。主にリンゴ酸、酒石酸、クエン酸などがあり、これらを総称した有機酸は、高い抗菌作用があります。
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