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              本来フォアグラは食事の最初に、まだ味覚器官が疲労しないうちに食べるのが良いとされていまが、最近ではメインディッシュに出されるのも流行しています。 
            フォアグラは精妙な香り、その独特な味とコク、舌の上で自然に溶けてなめらかな舌触りを味わう食材です。そのため注意しなければならないことがいくつかあります。 
            ・冷蔵庫から10分から15分前に出しておき、室温になじませることで香りを生かすことができます。 
            ・分量は、前菜には一人50から70g、メインディッシュには一人100から130gを目安にすると良いです。 
            フォアグラは素材自体が高価なために、シェフの自慢のソースと共に高価なお皿にうやうやしく盛り付けられるイメージがありますが、フォアグラ生産地の農家では素材の香りや旨さを生かしてフォアグラをテリーヌにしトーストを添えてシンプルに食べます。 
            テリーヌとは、塩コショウやワインで味を調え、テリーヌ型につめてオーブンで湯煎し一晩冷やして作る料理です。
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