寒天 〜現代人に不足しがちな食物繊維に効果〜

寒天とは・・・
寒天のもとになるところてんを作る技術は、平安時代、遣唐使によって中国から伝えられたといわれています。
そのところてんから寒天が生まれたのは1650年前後の江戸時代。美濃屋太郎左衛門によってはじめて作られたといわれています。徳川4代目将軍家綱の頃、京都伏見にあった美濃屋太郎左衛門の旅館に島津薩摩藩主が参勤交代で泊まった時、宿屋の宴席で余ったところてんを屋外に棄てておいたところ、冬の厳寒の気候により、凍結して自然乾燥し、干物となってしまいました。
数日後太郎左衛門がこの干物を煮て、しばらく置いておいたところ、ところてんの臭みがない、白くて美しい無臭の食べ物になることを発見。その後研究を重ね、寒天の製造方法を発明したと言われています。
寒天はテングサなどの海草を原材料として作ったところてんを乾燥させたもので、牛や豚から作られるゼラチンに似ていますが、寒天は植物性で和菓子や料理に幅広く使われます。
食物繊維が特に多く、ミネラルもバランスよく含んでいるので生活習慣病や肥満、便秘、高血糖の予防にも最適な食材です。また、寒天の食物繊維が胃酸で分解されるとアガロオリゴ糖という物質になり、このアガロオリゴ糖にはがん細胞の成長を防ぐ作用や抗酸化作用もあります。さらには独特の喉ごしで味わう冷たさが脳を刺激・活性化し元気の素となるホルモンが分泌され免疫力も高まります。

寒天にトライ

寒天の調理法は粉寒天の場合、常温の水やだしに加えてから火にかけなべ底から混ぜながら煮、煮立ったらふつふつと静かに煮立つ程度の火加減にして1分半〜2分煮ます。調味料を加える場合は粉寒天が煮とけてから加えます。
また角寒天の場合はよく洗ってから水に30分以上つけてやわらかくし、水気を絞ってから使います。
細寒天の場合も同じく、よく洗ってから水につけてやわらかくします。水につける時間は煮とかして使う場合は30分以上、そのまま使う場合は15分が目安です。
寒天はみつまめやあんみつが代表的な食品ですが、他にゼリー、プリン、チョコレート、ヨーグルトなどによく使われています。
またサラダに入れたりハンバーグや餃子に入れるとヘルシーでおいしくいただけます。日本料理では寄せものとして使われることが多く、溶かして液状にされ、その中に野菜や果物、魚のすり身などを入れて固めるようです。
最近では主食のお米に寒天を加えて炊くと、つやがでてご飯がおいしくなり、かつへルシーだと注目されています。またパンに入れるともちもちの食感になりおいしいパンが食べられます。

寒天これに“注意”
寒天はダイエットに最適ですが、寒天ばかり食べていると栄養失調を起こしてしまいます。それは寒天の体外排出作用が裏目に出て、必要な他の栄養素吸収を妨げ、必要な成分まで取り込み排出させてしまうからです。寒天の過剰摂取は激しい下痢などを引き起こし体調不良となる問題点があります。くれぐれも食べ過ぎないようにする事が大切です。

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