マヨネーズの語源は、地中海のメノルカ島のマオンという町で使っていたという説、マヨルカ島が発祥の地だからという説、またマヨネーズを作った人の名前からという説などたくさんの説があります。

日本では1925年に国産初のマヨネーズが製造され発売されました。当時はマヨネーズを知る人も少なく生産量もわずかでしたが1950年代から一般的に使われ始めました。

マヨネーズは、食用油、酢、卵黄を主材料に塩やコショウなどの材料が使われています。

作り方は、卵黄に酢を入れ十分に混ぜます。そして食用油を少しづつ加えてとろみがでるまでよく混ぜ、クリーム状になったら塩などで調整してマヨネーズの完成です。

マヨネーズは植物油に比べてビタミンＫの吸収を促進するといわれています。

ビタミンＫはマヨネーズと一緒に食べることの多い野菜、特にブロッコリーやホウレンソウなどに多く含まれており、骨形成を促進する大切なビタミンといわれています。またビタミンＫは、血液を凝固させる働きや骨量減少を制御する作用もあるので、ビタミンＫを摂ることにより骨粗鬆症の予防にもなります。

マヨネーズは、一般的にサラダやフライなどにかけて食べる事の多い調味料です。他にも調味料として多くの料理に使われています。

そのほとんどが油分なので油のかわりに炒め物などに使うこともできます。また、明太子やピクルスのみじん切りなどと混ぜ合わせてソースとしても楽しめます。

マヨネーズは野菜につけたり、ソースとして使う以外にも、料理に入れることによって味もまろやかになります。

ハンバーグを作るときに挽肉に少量のマヨネーズを加えて作り焼くと、ふんわりとジューシーな仕上がりになります。また、卵焼きやオムレツを作る時も卵にマヨネーズを加えると、ふわふわとろとろに仕上がります。

トンカツの衣の小麦粉と卵のかわりにマヨネーズを肉の表面に塗り、パン粉をつけて揚げればいつもとは違うおいしさのトンカツが出来上がります。

他にもパンに塗ったり、炒めものに加えたりとマヨネーズ単体で使うだけではなく、多くの料理に使うことができます。

マヨネーズは、油分が50％以上であり高カロリーです。脂質の摂りすぎはエネルギーの過剰摂取になり長年続くと生活習慣病につながる恐れがあります。また、ダイエット中の人などは摂りすぎには注意しましょう。1日大さじ1杯程度を目安にすると良いでしょう。

保存方法は一般的に、マヨネーズは殺菌力が強いので常温で保存ができます。ただし、直射日光のあたる場所や30℃以上、0℃以下だと油が分離してしまうこともあるので注意が必要です。