5000年もの歴史を持つと言われているごまの発祥地は、熱帯アフリカのサバンナ地帯と言われています。
日本には、奈良時代、仏教の伝来とともに中国からごまと一緒にその搾油技術が伝わり、ごまを搾ったごま油が伝えられました。
ごま油の原料は、ごまの種子です。ごまを火で煎り、圧力をかけて擦りつぶして油を搾ります。
ごまは、油分が高いことから、強く圧搾することによって油が取れます。
ごま油は、焙煎してから搾った、茶褐色で香ばしいものと、生のまま搾ったもので、香ばしさは薄くなりますが、ごまの成分をそのまま残したものと大きく分けて2種類に分けられます。
栄養面で、ごま油には、コレステロールを下げるリノール酸と、悪玉コレステロールだけを下げるオレイン酸が含まれています。
さらにごま油には、セサミン・セサミノールなどが含まれています。
セサミン・セサミノールは、強力な抗酸化作用があり、肝臓の機能を強化する働きなどがあります。
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