“人間の自然性には7つの時期がある。それを幼児、子ども、少年少女、青年、成年、熟年、そして老年と呼ぶ。幼児は歯が生え替わる7歳まで、子どもは14歳まで、少年(少女)はヒゲが生える21歳までで、人間の体はこの年まで成長する。青年は35歳まで、成年は49歳まで、熟年は63歳まで、そして老年は70歳までとなる。”
幼児から少年少女までの若い時期の肌は、湿っていて、やわらかく、弱いのですが、青年から成年になると、乾いて、固く、粘って、強くなります。熟年や老年になると、再び柔らかく、冷たく、弱くなるのです。これは人間だけでなく動物や植物も同じで、宇宙や自然の理法にしたがって変化しているのです。
昭和二十年代の初めには「人生50年」といわれていましたが、その後、公衆衛生や延命治療の発達によって「人生80年」の時代になりました。
“人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる。”
ヒポクラテスは、「老年は70歳まで」を越えても生き続けることができるといっているのです。
より自然に近い方法で生活の改善や管理をすることによって、健康で豊かな人生を生きることができるのです。
年代に応じた食事や生活をして、その結果として健康な長寿があるのです。
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