ヒポクラテスの癒す力

2004.08.04 更新
(8)「ヒポクラテスが教える120歳まで生きる法(2)」

“人間の自然性には7つの時期がある。それを幼児、子ども、少年少女、青年、成年、熟年、そして老年と呼ぶ。幼児は歯が生え替わる7歳まで、子どもは14歳まで、少年(少女)はヒゲが生える21歳までで、人間の体はこの年まで成長する。青年は35歳まで、成年は49歳まで、熟年は63歳まで、そして老年は70歳までとなる。”

幼児から少年少女までの若い時期の肌は、湿っていて、やわらかく、弱いのですが、青年から成年になると、乾いて、固く、粘って、強くなります。熟年や老年になると、再び柔らかく、冷たく、弱くなるのです。これは人間だけでなく動物や植物も同じで、宇宙や自然の理法にしたがって変化しているのです。

昭和二十年代の初めには「人生50年」といわれていましたが、その後、公衆衛生や延命治療の発達によって「人生80年」の時代になりました。

“人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる。”

ヒポクラテスは、「老年は70歳まで」を越えても生き続けることができるといっているのです。

より自然に近い方法で生活の改善や管理をすることによって、健康で豊かな人生を生きることができるのです。
年代に応じた食事や生活をして、その結果として健康な長寿があるのです。


(71)骨の自然性 (1)
(70)流行病 (3)
(69)流行病 (2)
(68)流行病 (1)
(67)内科疾患について(3)
(66)内科疾患について(2)
(65)内科疾患について(1)
(64)病気を見分ける方法
(63)古代においての「急性病」(5)
(62)古代においての「急性病」(4)
(61)古代においての「急性病」(3)
(60)古代においての「急性病」(2)
(59)古代においての「急性病」(1)
(58)自然は病気の医者である
(57)四体液病理説
(56)ヨーロッパとアジアの違い(2)
(55)ヨーロッパとアジアの違い(1)
(54)病気と四季の関係(2)
(53)病気と四季の関係(1)
(52)人間の本性
(51)自然こそ病気の医者(2)
(50)自然こそ病気の医者(1)
(49)病は風の変化によって起こる
(48)古代特有の病「神聖病」
(47)古代の医術(4)古代の病気の形態
(46)古代の医術(3)ヒポクラテスの食餌法
(45)古代の医術(2)医術の知識の重要性
(44)古代の医術(1)医術の起源
(43)ヒポクラテス医学は全人的医学
(42)自然学から生まれた医者(Physician)
(41)神殿医学から自然医学に与えた影響(3)
(40)神殿医学から自然医学に与えた影響(2)
(39)神殿医学から自然医学に与えた影響(1)
(38)日本医学に影響を与えたヒポクラテス
(37)なぜ「医学の父」と崇められたのか
(36)医学は哲学から科学へ
(35)人間も自然の一部
(34)医師のモラルと良心(2)
(33)医師のモラルと良心(1)
(32)弱い痛みが強い痛みに隠される
(31)性ホルモンの影響を知る
(30)健康なときこそやるべきこと
(29)誰にでもある「癒す力」
(28)医者と患者のいい関係
(27)ヒポクラテス流・正しい医者の選び方(2)
(26)ヒポクラテス流・正しい医者の選び方(1)
(25)ワインの薬効
(24)ヒポクラテスの痔治療
(23)よい食習慣
(22)血液型による効果的な食事法
(21)病気を引き起こす原因は変化である
(20)気候風土と人間の関係性
(19)人間の体と季節の関係
(18)人間にとって最も大切なものは健康である
(17)病気を引き起こす原因は変化である
(16)人間が見る夢は心身の状態や病気と深い関係を持つ
(15)医者と患者のいい関係
(14)ダイエットの理想的な方法
(13)ヒポクラテスの人物像
(12)年齢と季節の関係
(11)女性は湿性で冷たく、男性は乾性であったかい
(9)「4」を持つヒポクラテス医学
(8)ヒポクラテスが教える120歳まで生きる法(2)
(7)ヒポクラテスが教える120歳まで生きる法(1)
(6)神経系を脅かす投薬治療
(5)治療は患者さん自身が自由に選択できる
(4)個人差を無視する現代医学
(3)医学の父ヒポクラテスが教える癒す力
(2)医学の父ヒポクラテスが教える癒す力
(1)医学の父ヒポクラテスが教える癒す力

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