足の裏には大きく分けて3つの機能があります。 ひとつは車で言うサスペンションの働きです。土踏まずにあるアーチが歩行時の衝撃を緩衝し、膝や股関節の負担を軽減します。 次にバネの働きをして歩行を助けます。体重がかかるとアーチは押潰されますがこのときの反発力が地面から足を離す動作を補助する力として働きます。 もうひとつはポンプの働きです。体の一番下に溜まった血液を歩行時に足の裏の筋肉を収縮・弛緩させることで、体の上の方に送り返します。
1.脚を伸ばして座ります。 2.左の足の指にチューブをかけます。右の脚は楽な姿勢をとります。 3.両手でチューブを引きながら、適当な負荷をかけます。 4.足の裏を丸めるように力を入れては抜くという動作を、ゆっくり10回 繰り返します。 同様に右側の足も行います。 1日に左右1セットずつ週に2〜3回のペースで行い、徐々に回数を 増やします。 トレーニングをする時間は問いません。お風呂上りに行うなど、生活習慣に組み込むと忘れずに続けられます。
足の裏に痛みがあるときには中止をしてください。その日の体調に合わせて引く強さは 調節してください。チューブトレーニングがきついときは足底のアイソメトリックス体操に切り替えましょう。