脊柱起立筋群は13個の筋肉の総称で脊柱の両側を平行に走る筋肉です。気をつけの姿勢を保持するときには両側の筋肉を使い、上体を回したり傾けたりする時には片側の筋肉を使います。
脊柱起群立筋は緊張している状態が長く続きやすいので非常に組織が痛みやすいです。機能が低下していると姿勢が猫背になってしまったり、腰痛などの痛みとなって体に表れてきます。
1.まずベットにうつ伏せに寝て手を後ろで組みます。
2.徐々に身体を起こしていき、無理のないところまで状態を反らし、その状態で6〜7秒保持します。
3.ゆっくりと身体を元に戻していきます。これを2、3回繰り返し行ないます。脊柱起立筋群を意識して行なうとより効果的です。
2日に1度程度を目安に行って下さい。また、入浴後などに行えば体の負担も少なく効果的に行えます。
背部に痛みが出たり、違和感を感じたらすぐにアイソメトリック体操を中止してください。筋肉の繊維が傷付いてしまっている場合があるので逆効果となってしまいます。適度に無理をせずに行って下さい。