僧帽筋は肩そのものの筋肉なので、パソコンを頻繁に使って肩こりを起こしている方などがこのアイソメトリックス体操をして鍛えることで大幅に肩こりを予防することが出来ます。
また、体温調節に関わる僧帽筋を強化することは冷え症の改善に役立ちます。そして、多くの中高年の方々がお困りの四十肩のリハビリ体操としても痛みを伴わない体操として効果的です。
1.デスクの前に立ち、体を少しかがめて両手でデスクのヘリをつかみます。
2.デスクのヘリを持ち上げるように力を加えて肩をすくめ、6〜7秒保持します。
これを5〜8回繰り返します。 アイソメトリックスの頻度は毎日ないし1日おきです。 入浴後などに行えば、体の負担も少なく効果的に行いえます。
かがんで力を入れる動作は椎間板に圧力をかけることがあり、腰痛のある方がこのアイソメトリックスを行なう場合、痛みを誘発しないように注意する必要があります。翌日に痛みが増すようであれば、力を弱めて1〜2日間をおいて行なってください。