上腕三頭筋は、二の腕の裏側にある筋肉で主に肘を伸ばすときに使われます。
また、肘の屈曲に大きく関わっているため、凝り固まると肘の動きが悪くなり肩の動く範囲も狭くなることから、腕が上がりにくいといった症状が現れることもあります。
上腕三頭筋は、肘を伸ばす筋肉なので日常の動作ではあまり使われず、二の腕のたるむ原因になりやすいのですが、ストレッチをすることで、たるみをなくすことができます。
また、同時に肩のストレッチにもなり、肩のたるみだけではなく肩コリにも効果が期待できます。
ハードな動きではないので、年配の方でも出来る範囲で行うことで肩の動きを良くすることができます。
(1)両腕を頭の後ろに回し、右手で左手の肘をつかんで、ゆっくりと右に引きます。
(2)左側の腕の後面に張りを感じたら止めて、30秒から60秒維持します。
右側の腕も同様に行います。 入浴後に左右2セット行ってください。
ストレッチを行う際、勢いや反動をつけると、肩を痛めてしまうことがあるので無理をせずに痛まない程度で行ってください。
入浴後など、筋肉が柔らかくなっている時に行うと効果的です。