大殿筋は、おしりの筋肉で、その中では最大のものです。
この大殿筋は、何もしていない状態でも骨盤を安定させるために必要な筋肉ですが、主に脚を後ろの引くような動作で働きます。歩行や会談の昇降時に特に強く働きます。大殿筋が衰えると、こういった脚の運びがスムーズにいかず、つまづき易くなることがある重要な筋肉です。
1.つま先を正面に向け、気を付けの姿勢で立ちます。
2.膝小僧を中心に、両脚全体を外側に回すように力を入れます。 この際、足の裏は床から離さないのが基本ですが、足の内側が浮いてしまいます。 つらない程度に親指が床から離れないようにすると良いでしょう。
3.この状態を6〜7秒間保持し、力を抜いてゆっくりと元に戻します。
4.これを繰り返し2〜3回行います。
おしりに力を入れるように意識すると効果的です。 筋肉のケアのために、大殿筋のストレッチング体操と併せて行うと良いでしょう。
回数を多くしすぎると筋肉痛や、股関節痛を起こす可能性があるので、無理をせずに適度に行ってください。 1日のうちで何セットか決めて行うと効率よく行えると思います。