腹斜筋は肋骨から骨盤にかけて伸びる筋肉で内・外の二層で構成されている筋肉です。腹斜筋は腰をねじったり上体を傾けるときに働く筋肉で、腹筋や背筋を補助する役割を担っています。
腹斜筋の筋力が弱まっているとそれを補うようにわき腹に脂肪が付いてしまいお腹のたるみの原因となってしまいます。
アイソメトリックスを根気よく行なうことによって腹斜筋の筋力を高めることが期待できるので、スッキリとしたお腹を手に入れることが出来ます。
前述した通りお腹のたるみの原因の一つに腹斜筋の筋力低下があげられます。腹斜筋の筋力が低下する原因は猫背姿勢による肋骨の歪みです。腹斜筋をしっかりと機能させるためには正しい姿勢を心掛けることが不可欠です。
アイソメトリックスを日頃から行なうことと共に普段の姿勢にも気をつけるようにして効果を高めましょう。
1.肩幅に両足を広げ肘を曲げて頭の後ろで両手を組みます。
2.上体を右側へ少しずつ傾けていきます。
3.右腹部の筋肉が収縮していくのを感じたらその体勢を6〜7秒維持しゆっくりと元に戻していきます。
反対側も同様に行ない1セット。これを5〜8回程度くり返します。
この操作を毎日ないし一日おきに体にムリのない程度行ないます。 また、入浴後など筋肉が軟らかくなっているときに行って下さい。
長時間やることは筋肉をただ疲労させるだけで逆効果となってしまう場合もあるので注意しましょう。痛み等の徴候が出た場合はすぐに止めてください。