傷つきやすい眼を外界から守り、眼の表面の角膜に酸素や栄養分を運搬する役目を担っているのは涙です。まばたきをすることによって、涙が眼に補充されます。
まばたきをする力が衰えてくると、十分な量の涙で眼を覆うことが出来なくなり、角膜に傷が付きやすくなったり、栄養分が足りなくなり、疲れ眼の原因になります。眼輪筋のアイソメトリックスでは、まばたきをする力を鍛えることによって、眼の健康を守ります。
1.人差し指で目じりのやや上を押さえ、外上方に引き上げます。 人差し指を維持したまま、6〜7秒間、目をぎゅっと閉じます。
2.次に人差し指で目じりのやや下を押さえ、外下方に引き下げます。 人差し指を維持したまま、6〜7秒間、目をぎゅっと閉じます。
左右の眼を交互に体操して、3回繰り返します。 1日おきくらいで朝でも夜でも良いですが習慣にすることが大切です。
あまり強く閉じようとすると、頬の筋肉など別の筋肉を使ってしまい眼輪筋のトレーニングになりません。最初は開いている方の眼で鏡を見て、頬の筋肉が動いていないか確認しながらトレーニングすると良いでしょう。