腹横筋・腹斜筋はわき腹の筋肉です。腹横筋と2種類の腹斜筋(外腹斜筋・内腹斜筋)がそれぞれ3層に分かれていて、表層から外腹斜筋、続に内腹斜筋、深層に腹横筋があります。
外・内腹斜筋は腹直筋と協同して、上体を前や横に曲げたりする働きがあります。
上体を回すとき、右回しは右内腹斜筋と左外腹斜筋が働き、左回しは左内腹斜筋と右外腹斜筋が働きます。
また、腹横筋はお腹に力を入れると硬くなる圧力、腹腔内圧(ふくくうないあつ)を高める働きがあります。お腹を守る腹腔内圧が低下すると、内蔵や血管、神経伝達が低下するだけで無く、筋肉への負担が増し腰痛の原因にもなります。
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