ゆっくり時間をかけてウォーキングするのと、軽快にジョギングするのとでは体にとってどちらがいいのだろうと思いたくなる。どちらも目的とするところが違うので何とも言えない。
ウォーキングは高血圧や高コレステロール、糖尿病を予防するには最適な運動である。それに対してジョギングは脂肪を燃焼して、体重を減量するにはいい運動である。しかし体重を減らせば健康になるとは限らない。それとジョギングは心臓に負担がかかる率が高いとされている。それに対してウォーキングは食事のバランスをしっかり取らないと体重が増える可能性が大きい。
データーでいえば、エネルギー消費が同じ場合は、平均的に40分のジョギングは1時間20分のウォーキングしたのと同じである。(女性の場合は、7.4qのウォーキングは5.15qのジョギングしたのと同じである)病的には、高血圧のリスクはジョギングで4.2%、ウォーキングだと7.2%で低下する。糖尿病のリスクはウォーキングもジョギングも12%減少する。
肥満を解消できて、高血圧や高コレステロールを予防できて、心臓に負担がかからないウォーキングがいいが、ただし速歩をお勧めする。競歩までやる必要はないが、できれば膝を伸ばしてかかとから床に着き、肘を直角くらい曲げてできるだけ前後に振るやり方で理想的足歩になる。
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