日本は、今大変なスピードで高齢者が増えています。このままでは2002年の統計では65歳以上の高齢者が総人口の18.5%の割合を占めており、これが2015年には26.0%、2050年にはなんと35.7%に達するといわれています。高齢者の方々がみんな元気であれば問題ないのですが、介護者が必要だと認定された方が287万人います。その介護が必要になったり、寝たきりになるのを防ぐためにも中高年からのウォーキングが必要になってくるのです。それは無理なく健康な老いを迎えるためにです。日常歩くことが減ってくると筋肉が衰え、筋肉量や骨密度も減ってきます。その結果、骨粗鬆(こつそしょう)症や生活習慣病になってくることが十分考えられます。その予防のためにもウォーキングが最適な運動法です。不思議に高齢者になると自然に体力が低下し、身体を動かしたり外に出るのがおっくうになってきます。これからの楽しい生活や幸福な老いをつくるためにウォーキングは最高のライフスタイルです。ぜひ今日からはじめてください。 |