年齢を重ねていく上で、最も恐ろしい病気の一つに「アルツハイマー(Alzheimer)病」がある。脳が萎縮していく原因不明の病気で、痴呆の兆候がが進んで戻らない。いまだ根本的な治療が確立されていない。ただ、ある学説によると高血圧や高コレステロールが引き金となって起こる動脈硬化が、関係しているといわれている。
アルツハイマー病を起こさないためには、過食をしない、脂肪を摂り過ぎないように注意する。加えてウォーキング主体の運動が有効であるという。ウォーキングは以前指摘したように有酸素運動である、高血圧や動脈硬化などの予防に効果がみられる。アルツハイマー病の初期治療としてウォーキングが一定の効果を上げることが医療の世界でも証明されている。これから30年、40年後のことを考えれば今からでも遅くは無い。将来、痴呆や脳溢血にならないためにも是非トライして欲しい。
参考文献:「歩くとなぜいいか?」」PHP文庫
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