ハツラツウォーキング

空腹ウォーキング(3)

空腹のリズムと原始時代のリズムは似ているといわれています。空腹時で一番重要なのは血液の流れです。サラリーマンなどの食生活リズムは、意外とと体に負担をかけていることを知らない人が多いようです。朝食後、満員電車に揺られて会社に行き、3〜4時間業務をこなし、一時間くらいの休憩時に昼食をとり、午後の業務を定時に済ませて帰宅、直ぐに夕食をとったら1時間位して眠りにつく。これが慌ただしい一般的なサラリーマンの生活リズムである。
ほとんど食事を摂ったら休むことなく行動するので体にとって大いに負担をかけていることが分かります。
 
運動を行うと、体全体からたくさんの血液が各筋肉組織に集まります。そして様々な酸素や栄養素を含んでいる血液は、筋肉にとって大切なエネルギー供給源になります。よって運動時は筋肉が血液を自然と欲しがります。人間の体内に流れる血液量の平均は、男性は体重の8%、女性は体重の7%で、約4〜5リットル位といわれています。そしてこの一定量の血液は各臓器に行き渡ります。ところが運動を始めてくると筋肉に大量の血液が送られます。それが血液の奪い合いとなり内臓に負担が大いにかかってきます。よって食後の運動は体にいかに悪いかが分かります。食後の休憩は内臓の各器官に負担をかけないために必要なのです。

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