人間にとって「健康でいたい」と言う願いは、古代の時代からの願いであり、最も大切なテーマでした。そのためより元気に活動ができ、より長く行き続けられるために我々は知恵や経験を積んできました。しかしその先人の知恵も長きに渡り生活や習慣は変化し、近代化によって自然と昔の形態が失われ、不健康な状況を生んできました。
最近社会では「メタボリック症候群」が取りざたされていますが、アメリカでは「死の四重奏」なる言葉があり、多くの人を悩ませています。それは生活習慣病を意味し、肥満、高血圧,糖尿病,高脂血症を併発した疾病を表します。熱量(カロリー)が過剰で、運動が少ない結果生じています。その原因の多くのは飽食と運動不足です。
今回すすめる空腹のウォーキングが何故できるかと思われがちですが、十分可能です。人類の歴史をさかのぼれば、目が覚めたら食事を摂らず、大地を駆けずり回って食料である獲物を捕まえたり、木の実を採ったりしていた。そして一仕事をした後、家族で食事を摂っていました。しかもし、腹一杯の食事でありません。なぜなら満腹になると動き回ることが出来ないからです。そういうわけで一日に1ないし2回くらいしかお腹に入れないのです。
次回以降空腹ウォーキングのより詳しい内容や方法について記述します。
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