水中ウォーキングの良い点は、水の抵抗を受けながら歩くことによって陸上のウォーキングに比べて数段筋力アップをはかることができることです。ます。もともと水中ウォーキングはアクアフィットネスやアクアエクササイズとも呼ばれれていた運動の一つです。
まず水中ウォーキングを始める前の注意点を4つ述べることにします。
まず一つ、泳げる泳げないに関わらず初めは浅いところで歩いて体を慣らさせます。それは水深が深いほどより体にかかる水の抵抗力が大きくなるため、負荷がよりかかって歩きにくくなるからです。したがって体そのものが水に慣れるまで、膝や腰くらいの深さのところから始めるのがベストです。
2番目として、最初はゆっくりとしたスピードから歩き始め、徐々に自分にあった歩幅とスピードにしていきます。その時背筋がそらないように注意しましょう。通常水の中で歩きにくく感じるのは当たり前です。焦らずゆっくり歩きましょう。
3番目として、水の中を歩くことは短時間でも想像以上のエネルギーを消耗します。それは水温で体温を奪われるからです。そのため10分〜20分弱の軽い水中ウォーキングから始めて下さい。また慣れてきたら自分で歩く時間を20分位とから徐々に時間を延ばしていけば効果が出てきます。
4番目として、水中ウォーキングは医学的に言っても、前に進むときの水圧で上半身に抵抗がかかるため腰を痛めることがあります。予防策としてはできるだけ前傾姿勢を取って腹筋を緊張させておくことが最適です。
次にウォーキングフォームについて
水中ウォーキングではフォームが非常に重要になってきます。次のポイントに重点をおいてください。頭はまっすぐにして動かさないようにします。
- 目線は15メートル先をポイントにします。
- 肩はできるだけ自然な感じで筋肉が緊張しないようにします。
- 腕の振りはリズミカルに前後に振り子のように振ります。その時できるだけ脇はしめて下さい。
- へそを前に押し出すような感じで腰から前に出るようにしましょう。
- 膝を伸ばしてももに力を集中するようにして足を前に出してください。
以上のことを守って効果ある水中ウォーキングを楽しみましょう。
|