乗り物が発達していなかった時代、例えば江戸時代と現代との歩行歩数はどれだけ違うのか。侍は屋敷から城に上がるまでを歩数で試算してみると1万2千歩位といわれてる。城内での色々な動きを入れると1日2万歩位の歩数を歩いたといわれている。
それに対して現代のサラリーマンが通勤に歩く歩数は、バスや電車を乗り継ぐ場合で平均で片道2千500歩、往復で5千歩、自家用車を利用すると0歩である。総合的にみると昔と今とでは通勤時歩数は5対1になるという。もちろん職業によって歩行歩数は当然違ってくる。
一番歩かない在宅老人で約3千歩以下で、社長は通勤を入れて約4千歩、自営業で約7千500歩であるという。大部分の職種で約5千から6千歩前後だという。ともかく現代人は歩かないようだ。健康の目安である1日1万歩歩くようにすれば、運動不足は解消される。自分のライフスタイルにウォーキングを意識的に入れるように努めることが健康でよりよい仕事につながるのではないだろうか。
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