昔から歩くことは、ダイエットにすごい効果があることが証明されています。歩くことは酸素をたくさん取り呼吸をスムーズに出来る運動です。また内臓脂肪や皮下脂肪を効率よく燃焼させる効果があります。歩くと血液循環が良くなるため、体の隅々まで血流が流れ体全体の細胞がエネルギーを消費するようになり、代謝が活発になり健康にもなります。以上のようなことは以前にも記述しましたが、ここで再度復習の意味でみなさんに理解してもらおうと思います。
そこで今回のテーマは「中性脂肪」をいかに効率よく減らすかを記述してみよう。食事以外にも中性脂肪を減らすのは習慣的に運動をすることが最適だといわれています。通常、中性脂肪を健康的に減らすには、食事制限だけでは無理なのです。そこで中性脂肪を減らすには、脂肪の消化吸収を促すリパーゼや脂肪燃焼酵素は必要になります。この脂肪燃焼酵素は運動すると活性され中性脂肪を減少させることが出来るのです。また脂肪燃焼酵素を増やすためには有酸素運動が必要になってきます。つまり酸素を体内に取り入れながら長時間続けてする運動です。ウォーキングや水泳・サイクリングなどがこれに当たります。特にウォーキングは息を吸ったり吐いたりして呼吸を整えながら時間をかけてゆっくり行なえます。中性脂肪をより燃焼させるためには少し速度<男性は分速90メートル・女性は80メートル位で息がはずむくらい>を上げ、速歩きで30〜40分位が最も効果をもたらします。
Dr.中島の経験的アドバイス
ウォーキングはジョギングに比較すると、心臓や脚にに負担がかかることが少ないので無理なくダイエットが出来ますし、腰痛など体に負担がかかっていても十分運動が可能です。速歩は最初から長時間行なわず、徐々に増やしていくようにしましょう。私は毎日13000歩いていますが、最初の10分は少し歩く速度をゆるめ、その後、徐々に速度を高めていって一定の速歩にしていくように心がけています。ともかく無理のないウォーキングでダイエットをして下さい。
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