●月経困難症になってしまったら
器質性月経困難症の場合は、その原因となっている疾患の治療を行います。薬物の使用や手術など状況により治療法は異なるので医師とよく相談する必要があります。
機能性月経困難症の場合は、プロスタグランジンの合成を阻害する鎮痛剤の服用、子宮収縮を抑制する薬の服用、排卵を抑える低用量ピルの服用などの薬物療法が一般的ですが、いずれも長期間の服用を覚悟しなければなりません。
その他に子宮につながる神経を切断する手術療法もあります。しかし、手術中に他の骨盤内臓器を傷つける危険があるので医療機関は慎重に選ぶ必要があります。
また、月経困難症に関しては自然医療であるカイロプラクティックや鍼灸などの代替医療も治療対象になっているので、そちらを選択する人もいます。
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