●白血病とは
白血病は血球のがんです。白血球や赤血球、血小板など各血液細胞は骨髄の中にある多能性造血幹細胞が分化、成熟して作られます。白血病はこの造血幹細胞が骨髄の中で腫瘍化してしまい、増殖する病気のことをいいます。
白血病は大きく分けて「急性骨髄性白血病」「急性リンパ性白血病」「慢性骨髄性白血病」「慢性リンパ性白血病」の4つになります。
急性白血病の主な症状は顔面蒼白、倦怠感、動悸息切れ、発熱、せき、下痢、咽頭痛、紫斑、鼻や歯肉からの出血、頭痛、嘔気、骨痛、肝脾腫、リンパ節腫脹などです。
慢性白血病は進行がゆっくりであるため初期段階では殆ど自覚症状がありません。健康診断などの血液検査で診断されることがよくあります。
現在でもはっきりとした発症原因は分かっていません。
詳しくは白血病(前編) 白血病(後編)をご覧下さい。 |