●緊張型頭痛とは

緊張型頭痛とは筋肉緊張が原因とする頭痛です。頭の表面は様々な筋肉で包まれています。
後ろ側は後頭筋、前側は前頭筋、横側は側頭筋、頭頂部は帽状腱膜などです。
これらの筋肉群が緊張すると頭痛を発症します。中でも後ろ側の後頭筋は緊張型頭痛の特徴的発症部位です。
後頭部に続いて側頭部、前頭部も痛む事がありますが、基本的には頭の表面の筋肉痛です。

多くの緊張型頭痛は肩こりが先行して起こります。すなわち肩こりが高じて緊張型頭痛を発症と言っても過言ではありません。片頭痛も肩こりを併発する事がありますが、緊張型頭痛、別名「肩こり頭痛」は肩こりそのものが原因の頭痛です。

●緊張型頭痛によい食事法

●緊張型頭痛の注意点

疲労回復に役立つ「ビタミンB1」はブドウ糖と一緒に働いてエネルギーを産生します。ブドウ糖は主に食品から摂取した炭水化物由来です。カロリーオーバーにならないように摂り過ぎには注意が必要です。

「クエン酸」を多く含む食品は空腹時に摂取すると胃粘膜を刺激します。胃の不調な方はやはり摂り過ぎに注意して下さい。

「ニンニク」は大変優良な食品である一方、強い殺菌作用や溶血作用があります。食べ過ぎると腸内細菌叢を乱し消化異状を起こしたり、貧血になったりする可能性があります。１日１かけから２かけ程度に止めておきましょう。