人類がこの地球に発生して以来今日まで存在して来られたのは、人類がさまざまに変化する環境に適応してきたからに他なりません。特に適応のため変化してきたのは、食物から受ける弊害を防御するための消化器系と免疫系です。
食物を摂取すると体内では、血液と食物の間で化学反応が起こります。特に食物中にあるタンパクであるレクチンという物質は、血液凝集作用があり血液に大きく影響します。このレクチンは血液型抗原に似た特性を持つためO、A、B、ABの各血液型によってそれぞれ別の拒絶反応を起こします。そこで血液型により拒絶反応を起こす食物とそうでない食物が存在するのです。
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