マグネシウム〜骨を強くして筋肉の強化に効果〜

マグネシウムとは・・・

最近ダイエットに効果があるものとして「にがり」が話題になりましたが、にがりの主成分がこのマグネシウムです。

マグネシウムは非常に多くの代謝活動(体の中で物を作ったり壊したりすること)に関わっています。

一説には300以上の酵素反応に補酵素として働いていると言われています。

マグネシウムの約6割は骨や歯として体に蓄えられています。その他は細胞の内にあって、水の出入りをコントロールする働きをしています。

もし、マグネシウムが不足してくるとマグネシウムはカルシウムと一緒に存在するため、骨から補給しようとして骨のカルシウムも同時に溶け出して骨量が減ってしまいます。その意味でも、マグネシウムは大切な栄養素です。

マグネシウムの効果

マグネシウムは骨の中ではハイドロキシアパタイトとして存在していて、骨の弾力性を高めています。

マグネシウムが不足すると、柔軟性が失われ骨折しやすくなります。

高齢になってから骨粗しょう症になりやすい女性は若いころから心がけて摂取すると良いでしょう。

前述の通り、マグネシウムは細胞内外での水の出入りに関わっています。マグネシウムが不足してカルシウムが細胞の中にたまってくると、その細胞は縮まってしまう傾向にあります。

もしこれが心臓の筋肉に発生すると狭心症や心筋梗塞の原因となり得ます。ご家系にこれらの病気の方がいる場合はマグネシウムの摂取を心がける必要があります。

マグネシウムにトライ

マグネシウムはカルシウムと性質が似ているため、カルシウムを摂り過ぎるとマグネシウムまで不要として流れ出てしまうことがあります。

つまりマグネシウムは常にカルシウムとのバランスを考えて摂取しなければなりません。その目安としてはカルシウムに対してマグネシウムを2:1ないし3:1の割合で摂ると良いようです。

マグネシウムの1日の所要量が成人男子で310mg、成人女子で250mgなので、カルシウム600〜700mgに対しマグネシウム250〜310mgとなります。

サプリメントで補給する場合はこの割合で配合されているものを選ぶようお奨めします。

何かとストレスにさいなまれている方、普段からアルコールの量が多い方はマグネシウムが尿の中に混じって排泄されがちです。こんな場合も、マグネシウムを多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。

マグネシウムは豆類、藻類、種実類、お茶に多く含まれます。

インゲン豆、えんどう豆、青海苔、焼き海苔、干しひじき、昆布、ゴマ、落花生などに高濃度で含まれます。これらをうまくおりまぜて食べてください。

また、変わったところではインスタントコーヒーにもマグネシウムは多く含まれます。

以上の食品をあまり普段食べない方や、上記のようにストレスフルの生活を送っている方、お付き合いでアルコールを毎日大量に飲まれる方などは、カルシウムとのバランスの良いサプリメントで補給してください。

マグネシウムこれに“注意”

マグネシウムはカルシウムやリンとのバランスを考慮せずに大量に摂ると、尿路結石の原因になる可能性があると言われています。

特にサプリメントで摂るときはその点に注意してください。

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