銅〜貧血予防に効果〜

銅とは・・・

銅といえば、まずは十円玉などの固形物を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は食品の中にも含まれており、銅は人間の体には必要不可欠な栄養素の1つです。

また、銅はミネラルの一種で、人の体に直接働きかけるものというよりは、他の栄養素の働きをサポートする役割をしています。

銅の効果

銅の効果は様々ですが、他の成分をサポートすることで「骨の強度を高める」、「コレステロールや糖の代謝」「乳児の脳の発達を助ける」などが挙げられます。

また、銅はヘモグロビンが作られる際に必要な栄養素です。ヘモグロビンは血液の構成要素である赤血球の中に含まれる蛋白(タンパク)であり呼吸によって取り込んだ酸素の量が減り、貧血を起すのです。

貧血の時は鉄分を多く摂るというイメージがあると思いますが、鉄分だけを意識して摂っても効果は期待できないということに注意しなければなりません。

銅にトライ

一日の摂取目安量は、成人男性で1.8mg、成人女性で1.6mgくらいです。

食品からは・・・魚介類、肉類、豆類など、様々な種類の食品に含まれています。特にレバーは銅も鉄分も豊富に入っていて、貧血気味の方にはオススメの食材です。

そして、意外なことに、ココアにも銅が豊富に含まれています。「肉類や魚介類が苦手だ」という方にもココアならおいしく飲んで、手軽に摂取できるのではないでしょうか。

サプリメントからは・・・マルチビタミン&ミネラルとして販売されているものや単体としてのものがありますが、1錠あたり2.0mg程含まれており、1日1錠で十分に補えるでしょう。

偏りの無い食生活をおくっていれば不足することはないでしょう。 ただし、銅が十分に摂取されていないと、貧血だけではなく成長障害や高コレステロール血症、になる可能性があります。

銅これに“注意”

銅やサプリメントなどから過剰に摂取すると銅が肝臓に溜まってやがて血液の中に溶け出てしまいます。

そして、銅が脳や他の気管器官に運ばれそこで蓄積すると、不眠症や自閉症、どもりなどの中毒を引き起こすことがありますので気をつけましょう。

[ ↑ページトップへ ]


ヨウ素〜爪や肌、髪のツヤ、脂肪分解に効果〜
銅〜貧血予防に効果〜
カリウム〜食欲不振、気力低下、高血圧に効果〜
マグネシウム〜骨を強くして筋肉の強化に効果〜
リン〜骨と歯をつくるのに効果〜
鉄分〜貧血に効果〜
カルシウム〜骨粗しょう症・虫歯に効果〜
パントテン酸(ビタミンB5)〜お肌のはりや体の不調に効果〜
ビオチン〜皮膚を美しく保つのに効果〜
ナイアシン〜皮膚炎予防に効果〜
葉酸〜貧血予防に効果〜
ビタミンB12〜新鮮血液に効果〜
ビタミンB6〜丈夫なからだをつくる〜
ビタミンB2〜健康な肌に効果〜
ビタミンB1〜消化不良に効果〜
ビタミンD〜丈夫な骨をつくる〜
ビタミンE〜若さのキープに効果〜
ビタミンK〜出血、骨折予防に効果〜
ビタミンC〜かぜ、老化防止に効果〜
ビタミンA〜風邪の予防に効果〜
ビール酵母〜数少ない完全食品〜
コーヒーの成分カフェイン〜ダイエットにも効果〜
コーヒーの成分ポリフェノール〜発ガン抑制に効果〜
ビタミンP〜血管を丈夫に、カゼも撃退!〜
AHCC〜免疫強化でガンも怖くない!?〜
睡眠不足に強いサプリメント
アガリクス
アミノ酸
サプリメントと飲み合わせ
サプリメントの必要性
血液型別サプリメント
コエンザイムQ10

Copyright(C) Natural Medicine Network