ビタミンB6〜丈夫なからだをつくる〜

ビタミンB6とは・・・
ビタミンB6は成分の近いピリドキシン・ピリドキサル・ピリドキサミンの総称です。その起源はマウスの皮膚炎を治す実験で発見されました。その後、タンパク質の代謝を助けたり、脳の命令を末端に伝える助けをする働きが見つかってきました。このビタミンは腸内細菌でつくられるので、通常の食事をしていればあえて摂る必要はありませが、妊娠中やからだを鍛えている人は、サプリメントや食品から意識して補わなければなりません。また、ビタミンB6が不足すると貧血、免疫低下、神経系の異常、アレルギーなどが起こりやすくなりますのでこれらの症状の方は意識して摂る必要があります。

ビタミンB6の効果
ビタミンB6の一番注目すべき効果は、タンパク質の代謝を助けることです。食事などで摂取したタンパク質は、筋肉・皮膚・髪などのからだの素になったり、筋肉を動かすエネルギー源になったりします。したがって、妊娠中や母乳で赤ちゃんを育てているお母さんはビタミンB6を意識して摂取すると良いでしょう。また、ウエイト・トレーニングなどからだを鍛えている人は、良質な筋肉をつくるために高タンパク質を摂りますが、ビタミンB6も一緒に摂らなければ代謝されずタンパク質が筋肉にならず無駄になってしまうので気をつけましょう。

ビタミンB6にトライ

一日に摂取する目安は成人で1.6〜2.0mg、妊娠中は胎児の成長のために2.3mg、そして授乳期は2.1mgが必要です。体内に吸収させるのにはビタミンB12と一緒に摂取するとよいでしょう。ビタミンB6を多く含んでいる自然の食材は、100g当り、ぎんなん(1.63mg)、かつお(0.85mg)、まぐろ(0.65mg)、小麦胚芽(1.00mg)などです。

サプリメントから摂取する場合は、他のビタミンB群とのバランスから、B1、B2も同じ量を摂る必要があるのでBコンプレックスなど便利なものを活用しても良いかもしれません。

ビタミンB6これに“注意”
ビタミンB6が多く含まれているマグロなど比較的寿命が長い遠洋魚は、体内に水銀が蓄積しています。水銀は胎児に悪影響を及ぼすと厚生労働省も注意を促しているので、妊婦の方はサプリメントでビタミンB6を摂取しましょう。ちなみに母乳は胎盤と比べて水銀は微量しか出ないので安全とのことです。どうしても気になる方はサプリメントから摂りましょう。

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