鉄分〜貧血に効果〜

鉄とは・・・

色々な食べ物から摂取できる鉄分は、常に体内に4グラム程しかなく、体内で作りだすことはできません。

また、体内の鉄の60%〜70%は赤血球中にありヘモグロビンの重要な構成要素になっています。

このヘモグロビンとは、タンパク質で体の隅々に酸素を送り込む重要な役割をしており、鉄分が不足すると体の酸素も同時に不足してしまい頭痛、めまい、耳鳴り息切れ、倦怠感などの症状の原因になる重要な成分です。

鉄の効果

成人女性の3人に1人が貧血症状を抱えており、その中でも鉄欠乏性貧血の人が多く定期的に適度な鉄分を摂取することでそれは解消できます。

ただ、生理の出血が多い人は、意識して摂る必要があり貧血症状の改善にも鉄分を体内に極力蓄えることが大切です。

また、女性だけでなく身近なところで、痔からも貧血症状になりますので男性にも関係の無い話ではなさそうです。

鉄にトライ

基本的にサプリメントからではなく、食材から補うのが最もベターです。

ただ、含有量の多い食材がアレルギーや苦手で食べられない人や、医師から必要であると診断を受けた人はサプリメントから補います。

食品からは、貝類にも多く鉄分が含まれていますが、吸収量がわずかですので、好みに合わせて出来るだけ動物性の鉄分を中心にビタミンCやEを一緒に摂ると効率的です。また、せっかく、食品から摂取してもごくわずかしか吸収できず先に述べた通り体内に少しずつ蓄えることが重要です。

鉄分を多く含む食品としては、下記のようなものが上げられます。

豚肉、牛肉、豚レバー、牛レバー、鶏肉などの肉類や

はまぐり、あさり、しじみ、カキ、アカ貝などの貝類。

また、ひじき、青海苔などの海藻類。赤身の魚、あゆ、いわしなどの魚類。

その他にほうれん草、アスパラガス、ゴマ、プルーンなどがあります。

鉄これに“注意”

コーヒーはタンニンという成分が含まれ鉄分の吸収を妨げますので該当の人は控えめにしましょう。また、サプリメントから補う際、健康な成人であればさほど問題はありませんが、子供は過剰症の危険がありますので思春期には必要ですが摂取量には、注意しましょう。

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