葉酸〜貧血予防に効果〜

葉酸とは・・・
あまり聞きなれない名前かも知れませんが、水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に分類されます。ほうれん草から抽出されたのが起源で、その名の通り植物に多く含まれていますが、レバーや卵にも含まれています。不足すると貧血や口内炎になりやすく、抵抗力が低下します。また人の体をつくる時にも重要なので、妊娠中や授乳中は胎児の発育や母乳の出をよくする為にも、普段の倍の量を摂取しておきたい栄養素です。

葉酸の効果
葉酸はからだに酸素を送るのに必要な要素の赤血球をつくる際に不可欠で、体のあらゆるしくみ(内臓や神経など)を作るのにも重要です。闘病中の方や胎児、乳幼児の発育には特に必要とされています。また、ビタミンそのものの働きのほかに、タンパク質・炭水化物の代謝や、糖・アミノ酸の分解を助け、体全体がうまく機能するための役割も担っています。

葉酸にトライ

植物性食品をはじめ、動物性の食品にも多く含まれています。

食品からはレバー、卵、ほうれん草、ブロッコリー、イチゴ、アボカドなどに含まれ調理の際は加熱に弱いのであまり多く熱を通さないことがポイントです。成人男女で一日0.2mg、妊娠中の方で0.4mgが必要とされています。

食べ物の他にサプリメントで補うのもいいでしょう。他のビタミンB群が配合されているものを選ぶとより効果的です。

葉酸これに“注意”
ビタミンCを摂取しすぎると、排泄時に葉酸が必要以上に多く流れ出てしまうので、ビタミンCを多く取ったら葉酸も多めに取るようにしましょう。まれに、皮膚にアレルギー反応を起こす人がいるといわれています。この場合には中止します。

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