カリウム〜食欲不振、気力低下、高血圧に効果〜

カリウムとは・・・

人体に含まれるミネラル成分のうち3番目に多いものがカリウムです。(1番はカルシウム、2番はリン)

そのカリウムは、人体にどのくらい含まれているのかというと、体重60kgの人で約200gです。

近年では、カリウムの摂取量を増やすことによって血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加につながることが注目されています。

その他に液体石鹸、農業肥料、殺虫・消臭剤などカリウムは多岐に渡って活用されています。

カリウムの効果

基本的に健康な人は図のように、

細胞内のカリウムが多いナトリウムが少ない
細胞外が
カリウムが少ないナトリウムが多い状態が最もバランスが取れた良い状態です。

このバランスは日々の体調や食生活で多少の増減はしますが、ポンプのようなもので細胞内外のバランスをうまく調節しています。

ただ塩分であるナトリウムが多い、味付けの濃い食事や、大酒・外食が続いたり、ミネラルであるカリウムを野菜や果物からの摂取が足りないと、細胞内のナトリウムの割合が多くなりポンプでは補えきれず、筋肉が収縮して食欲不振や気力が低下したり、何より怖いのは血圧が上がって大病の誘発因子になります。

逆に言えばナトリウム量を程々にしてカリウムの多い野菜中心の生活をすれば細胞内のナトリウム量も減り食欲不振、気力低下、高血圧を抑えしずめることにつながります。

カリウムにトライ

・カリウムの一日摂取目安量は男性2g、女性1.6gです。
サプリメントで摂取する場合は、ビタミン群と一緒にカリウムを摂られるのをおすすめします。
(現在市販されているものの多くはビタミン群が複合されており、一緒に摂取することでカリウムの働きをよくします。)

・食品から摂取する場合は、ほうれん草、ニンジン、セロリ、きゅうり、さつまいも、メロン、バナナ、アボカドなどに含まれています。
ただ熱を加えると水にとけやすく約30%の成分が失われるので、フルーツや野菜など生で食べれる物をおすすめします。

又、カリウムは、水に溶けやすく尿として排出されやすい為、特にお酒を飲まれる人は意識的に補う必要があります。

お酒を多く飲まれる人は、おつまみに濃い味の物は避け、ニンジンやセロリの入った野菜スティックにすればベストマッチです。ただ、マヨネーズはたくさん塩分であるナトリウムが入ってるので控えめにしましょう。

カリウムこれに“注意”

カリウムの摂り過ぎによる弊害はありませんが、腎機能が低下(多尿など)している人は制限の範囲内で摂る必要があります。

また、ナトリウムを摂り過ぎると体内でバランスを取るためカリウムが排泄されてしまい不足してしまいますので注意しましょう。

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