サプリメントの必要性
人間が健康を営むには毎日30種類以上の材料を使って食事をするのが理想とされています。しかし今日、30種類以上の材料を使って食事をしている人は少ないのではないでしょうか。
もし30種類以上使っていないとするならば、食事で十分な栄養のバランスが取れていない事を意味します。そこで、食事の栄養不足を補充するためにサプリメントを摂るのです。
栄養が行き届いている人間の体には、自然治癒力、免疫力、抗酸化力など、さまざまな力が備わっているのです。車に例えれば、食事はガソリンで、サプリメントはオイルにあてはまります。オイルが減っていたり、劣化してくると車の調子がおかしくなります。それと同じように、食事をたくさん食べていても栄養が足りないと身体の調子が悪くなるのです。よって、栄養を補給することで人間が本来持っている能力を発揮できるのです。
もともとサプリメントが日本人に必要になった理由は、欧米食や不規則な生活リズムによるところが大きいのです。
サプリメントの分類
サプリメントは大きく分けて2つに分類できます。1つは基礎サプリメント、もう1つは付加サプリメントです。
基礎サプリメントとは、体にとって必要不可欠な栄養素が含まれているもので、食事で取れなかった栄養を補給し、健康な体を維持するのに効果があります。例えばビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄などがあります。
付加サプリメントとは、身体機能の向上を促す栄養素が含まれているもので、「局部型」と「全体型」があります。
「局部型」…体の臓器や器官にむけて必要な栄養素
例:ウコン、乳酸菌、コンドロイチン、食物繊維など
「全体型」…体全体のバランスを整える栄養素
例:CoQ10、コラーゲン、キトサン、イソフラボン、プロポリスなど
サプリメントの上手な摂り方
サプリメントは体内への吸収が最も大切であり、いつ摂取するかはとても大切になります。空腹時には胃を荒らすものがあるので避けた方が良く、できれば食後が最も吸収が良いのです。ただし、コラーゲンのような全体型栄養素は夜に摂ったほうが良いとされています。朝、昼、晩は通常は食後であればいつでもかまいません。また、摂取時は水と一緒が良いとされていますが、ぬるま湯でもかまいません。だだし、コーヒーや濃いお茶で飲むのは極力避けて下さい。なぜならカフェインやタンニンが栄養素に吸着し、体内への吸収を阻害するからです。
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