スカイダイビングは高度数千mの高さから時速100km以上のスピードで降下するため、強い風圧が全身にかかります。それに耐えながら空中で体をコントロールするために全身の筋肉を使って各関節を安定させ、正しい姿勢を保つ必要があります。
中でも特に重要とされる筋肉は腹直筋や外、内腹斜筋、脊柱起立筋群など体幹の筋力です。更に競技によっては空中で演技を行うため各関節の柔軟性も要求されます。
特に股関節や肩関節、肩甲骨周辺の柔軟性は複雑なポーズをより美しく見せるのに必要となります。
また、着地前にはパラシュートを開き、それを上腕二頭筋や広背筋などを使って操作し、着地時の衝撃に耐えるために太ももやふくらはぎ、お尻の筋肉などが使われます。
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