カッターボートは、長さ9メートル、中央部の幅2.45メートル、深さ0.83メートルの大型のボートを艇長並びに艇指揮の指示の下、12人の漕ぎ手が左右に並び4メートル余のオールで水をかき、14人が一体となって行われる団体のボートレース競技です。もともとカッターボートとは、大型船や船舶などに搭載されているボートで、救命艇、連絡艇として用いる為につくられたものですが、今日では商船大学や水産大学など船員養成の学校で必須教科としてカッターボートを採用しているところが多いようです。競技種目は一般の部で距離:1000m折り返しの計2000m(人数:艇長、艇指揮 各1人、漕ぎ手 12人 計14人)、女子の部で距離:直線1000m(人数:艇長、艇指揮 各1人、漕ぎ手 6人 計8人)となっています。また水産、海洋高等学校では伝統的スポーツとしてカッターレースが行われており、折り返し1000mのコースで行われます。
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